地方自治体の予算審議の仕組みと議員としての態度について

きょうは地方自治体(吹田市も含む)の首長(市長)と議会との関係を、私なりに説明したいと思います。地方自治体は二元代表制といわれて、市長と議員を市民(有権者)が直接に選挙で選びます。そして市政に必要な予算(経費)を市長が議会に提案し、承認されてはじめて執行します。

予算の提案権と執行権は各地方自治体では首長の権限となっていますが、承認されるためには、議会の多数(定足数が満たされていれば、出席者の過半数)の賛同が必要です。ここに首長と議会との緊張関係が存在します。

例えば吹田市の当初予算(年間予算で3月定例会で議決される)は一般会計で約1000億円、水道事業や市民病院事業、国保会計などで約1000億円、合計約2000億円となります。特に一般会計にはたくさんの事業が盛りこまれており、本当に市民とって必要な事業も多く含まれていますが、その時の首長の政治姿勢が色濃く反映したものになります。

吹田市では「維新の会」市長のもとで市民サービスを大きく後退させる予算が提案され、日本共産党は反対をしました。もちろん市民にとって必要な多くの事業が盛りこまれており、また市民の声や党として要求し実現した内容があるのは当然です。しかし審議の仕組みとして、予算案は一つ一つの事業について採決はされません。一般会計なら1000億円の内容について「一括審議、一括採決」方式が採用されており、予算のどこが問題で賛成できないのか、この部分は前進で評価できるのかを限られた時間で述べながら、賛否を明らかにすることを求められます。

日本共産党はこの3月市議会では予算の組み替動議の提案をしました。自民党や公明党などは理由もいわずに反対しました。「予算に反対したから実績を語るな」という人がいますが、地方自治体の予算審議の仕組みについていえば、それはあてはまりません。市民の願いが市政により反映されるようにこれからも取り組んでいきます。

詳しくは日本共産党吹田市会議員団のホームページをぜひご覧ください。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

竹村博之

Author:竹村博之
たけむら ひろゆき ●1958年吹田市生まれ、山手小学校、豊津中学校、春日丘高校、三重大学水産学部卒 ●1991年に吹田市議会議員に初当選 ●家族 妻1人、子ども3人 ●趣味 サッカーが大好き

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR