安倍政権は「憲法違反」の状態でつくられた、衆院選1票の格差判決からみる

『衆院選1票の格差』裁判の判決が出そろったとの報道が夕方のニュースでありました。東京高裁を皮切りにして全国16の裁判所で判決がおこなわれ、なんと「違憲」が12件、「違憲状態」が2件そして「違憲・無効」が2件の判決で小選挙区33選挙区にも及びます。

選挙権は国民有権者に平等に与えられた権利であり、当然1票の重みは同等が前提です。ところが衆議院選挙では選挙区によっては、1人の有権者が持つ1票が他の選挙区と比べて2倍以上の重みを持つとなったらどうでしょうか。今回の一連の判決ではこれを「憲法違反」と判断したわけです。また違憲状態を放置してきた国会を厳しく断罪し、戦後はじめて選挙を「無効」とまで言いきりました。

違憲状態の根本的な原因はあきらかに「小選挙区制」にあります。4割の得票しかないのに8割の議席を得る小選挙区制によって、得票総数の5割以上が議席にむすびつかない「死票」になるのも小選挙区制の悪しき特徴です。一方、比例代表制は最も正確に民意を反映し、基本的には「死票」がない制度となります。当然1票の格差が生じる余地はありません。

今回の判決結果は、将来にわたって有権者国民の1票の平等を実現するために、どのような選挙制度が求められているかを指し示しているのではないか、と強く感じるものとなりました。
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竹村博之

Author:竹村博之
たけむら ひろゆき ●1958年吹田市生まれ、山手小学校、豊津中学校、春日丘高校、三重大学水産学部卒 ●1991年に吹田市議会議員に初当選 ●家族 妻1人、子ども3人 ●趣味 サッカーが大好き

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